講座 「月の満ち欠けの様子と時刻と方角の相互関係を、アタマと身体で理解する方法」

― 第一回 ―

 

よし、じゃあさっそく始めよう。
まずは、時刻と太陽との関係を身体で理解することから始める。

 

部屋を暗くして、目の前の小さなランプをつけてみよう。眼の高さにある電気スタンドみたいな灯りがいいな。天井の蛍光灯じゃだめだ。
これがお日さまの代わり。

まず、自分が地球だと思ってちょうだい。
いいかい?

話しをわかりやすくするために、自分は地球の表面しかも真ん中の赤道直下にいると思うといい。ナナメの位置の日本じゃなくてね。
正確には、地球の赤道上から、真上の太陽を見上げていることになるな。
地面に寝そべって空を見上げていると想像すれば、なおわかりやすいだろう。
しかも、北の方角にアタマの側があるように大の字になって寝そべろう。(本当に床に寝そべっちゃだめ!立ったままだよ、今はね)
すると足の先の方角は南だ。左手の方向が東、右手は西。 正面には太陽。

その自分の正面に太陽があるってことは、今はちょうどお昼の正午だってことだ。(しかも真上に太陽があるんだから、夏至の日に当たるな。これはどうでもいいけど)

初めに、「覚えなきゃいけないのは3つだけ」と云ったが、お日さまは東から昇るという事実さえ知っていれば、地球がどっちにまわっているかわかるわけだから、覚えるべきことは、これでひとつ減ったよね?

 

自分は地球の上にいる。だからゆっくり左まわりに回ろう。
左まわりにまわる自分が地球になったつもりで。

両手を横に広げて、東に向かってゆっくりまわる。ゆっくり、左まわりだ。

時間がたつにつれ、正面にいた太陽は右手の方へ動いてゆく。 横に伸ばした右手の延長上に太陽が来た時、自分は地球の大地に寝そべっているんだから、太陽はその西の地平線に沈んで見えなくなってゆく。
日没だ。
っていうことは、今は夕方の6時

さらに左に回転するよ。
ランプの灯り(太陽)を背にするところまで。

太陽は自分の後ろ、つまり地球の反対側だから見えない。夜だね
しかも太陽は今、真後ろにあるわけで、今は真夜中の12時というわけだ。
目の前には夜空が広がっている(と思え!)。

よーし、さらに回ろう。

横に伸ばした左手(東の地平線のかわり)から太陽が見えてくる。朝だ〜
ちょうど今は朝の6時というわけ。

さらに左へ回転すれば、お日さまはどんどん高くなってゆき、ちょうど正面を向いた時がお昼の12時で、これで最初に戻るね。

 

ここまで、どうだい?

●時刻に関してはかなり大雑把(6時間おき)だけれども、地球上の自分のいる所から見た太陽の位置によって、その場所の時刻が決まってくるんだ、ということ。

●そして、それぞれの時刻において太陽は、東と西と南(実際には南じゃなくて空の真上ということだけれどね)のどっちの方角の空の、どれくらいの高さに見えるのか?

このふたつは、これで確認できたよね?

 

まずはここまで。

 

 

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